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  • 2025年2月 5日
  • 講座?セミナー

九重小学校でブラインドサッカーの講座を実施しました!

子どもたちがアイマスクを着けて、音を頼りに助手の学生の周りに集まっている様子

ゴールに向かってボールを蹴る体験をしている様子

子どもたちからたくさんの感想や質問を寄せられている様子

2025年1月22日 水曜日、桜学園つくば市立九重小学校で、5年生と2年生を対象にブラインドサッカーの講座を実施しました。本講座は、つくば科学出前レクチャーとして行ったもので、保健科学部情報システム学科の福永が講師として、東西医学統合医療センターの武笠、情報システム学科2年生の川本一輝さんと保健学科鍼灸学専攻の1年生越村鷹斗さんが助手として参加しました。

はじめに、ブラインドサッカーとはどんなスポーツかを説明したあと、学生たちが実際にアイマスクをしてボールを蹴っている様子を見てもらいました。子どもたちからは「すごい、かっこいい!」、「ボールが見えていないのにどうしてパスを受けられるの?」など、素直な感想が聞こえてきました。
その後、子どもたちにもアイマスクを着けてもらい、音を頼りに歩いてみたり、実際にボールのパスの体験をしたりしてもらいました。

最後の感想や質疑応答の時間では、「初めてやってみて、とても難しかったけど楽しかった」といった感想や、「目が見えなくても鬼ごっこやかくれんぼなどはできますか?」という質問がありました。学生から、「鬼ごっこをするときには、腰に鈴をつけるなど、工夫をすればみんなで一緒に楽しめるかもしれませんね!」と答え、会場がとても素敵な空気に包まれました。

写真は3枚あります。左から、子どもたちがアイマスクを着けて、音を頼りに助手の学生の周りに集まっている様子、ゴールに向かってボールを蹴る体験をしている様子、子どもたちからたくさんの感想や質問を寄せられている様子です。

(保健科学部情報システム学科 福永 克己/2025年2月5日)